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by aiueonoki
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ノーベル賞

ノーベル化学賞にまたまた 日本人が受賞。
ストックホルムで開かれた授賞式で 根岸英一さんと鈴木章さんの笑顔が輝いていましたね。
スピーチもユーモアたっぷり、余裕に満ちていました。

さて 絵本のノーベル賞といわれる 2010アンデルセン賞 画家賞に選ばれたのは、
ドイツのユッタ・バウアーです。
翻訳本に「色の女王」 「おこりんぼママ」 「いつも だれかが・・・」などがあります。
 
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病室をたずねたぼくに おじいちゃんはいつも話してくれる これまでの人生を。
ノーベル賞_f0226596_12163211.jpg

ノーベル賞_f0226596_12182955.jpg学校へ向かう途中の広場に 大天使の像があって・・・
うれしいときも かなしいときもいつも だれかが そばにいた。 あぶないときは たすけてくれた・・・

戦争があって・・ さまざまな しごとについて はたらいた・・ できそうにないことも とにかくやってみた・・

ノーベル賞_f0226596_12245126.jpg

・・・そのうち すきな人ができて・・ パパになって、・・・
そして、おまえのおじいちゃんになった。

バウアーの作品はどれも 心をゆさぶります。

 翻訳者の上田真而子さんのあとがきに歴史的背景も紹介されていますが、
さまざまな 困難をなんとかきりぬけたとき、ほっとすると同時に、よくまあ のりこえられたと おもうことがありますね。 そんな経験はありませんか?
 私たちも絵本の会の研修旅行で 安曇野を訪ねていたとき・・・地震のため電車が全面ストップ! でもなんとか無事に帰路につけました~ そんなこともありました・・   だれかが見守ってくれていたようでした・・・。

「いつもだれかが・・・」 徳間書店 ¥1785 (在庫あり)

*これまで 日本人でアンデルセン賞を受賞しているのは 画家賞は 赤羽末吉  作家賞は まどみちお です。
by aiueonoki | 2010-12-12 12:52