ポインセチアは まほうの花・メキシコのクリスマス
2010年 12月 16日
ポインセチアの鉢植えを飾ると パア~ッとお店が明るくなりました。
赤色だけでなく ピンクや白、斑入りのものなど種類も豊富になりましたね。
ポインセチアは メキシコ原産の植物。 赤く色づく部分は じつは花ではなく、葉が変形したものなんだそうです。
どうして クリスマスに飾るようになったのか・・・
その素敵なおはなしの絵本です。
メキシコの山間の村に住む女の子 フア二―タは ポサダというのに、家が貧しく ピニャ―タもないさみしいクリスマスです。
教会の鐘がなりはじめましたが、 イエスさまへのおくりものを もたずにいくなんて・・・
フア二―タは教会の入り口で足をとめてしまいました。
そのとき 石の天使の像が声をかけました。
「私の羽のまわりのみどりの葉をつんで、もっておいきなさい。 それが、あなたの心からのおくりもの」 」と。
フア二―タは両手いっぱいに葉をかかえて 入っていきました。
人びとのあいだから きれいね すてきね と聞こえてきました。
そのとき 両手に抱えた葉が 星の形をしたまっかな花にかわっていました。
どんなものよりすてきな まごころのおくりものです。
クリスマスの希望と よろこびと 奇跡の花、それが ポインセチアなのです。
「ポインセチアはまほうの花」 光村教育出版 ¥1575(在庫あり)
☆ メキシコのクリスマスのおはなしを もう一冊。 ☆
「セシのポサダの日 クリスマスまであと九日」
ポサダというのはメキシコ独特のカトリック行事で クリスマス前の9日間 マリアとヨセフの人形をもって 毎日家々をたずねあるき こどもたちはおかしをもらえるので、みんな楽しみにしているのです。
そして もうひとつ楽しみにしているのが ピニャタ割り。
ピニャタ(ピニャ―タ)は メキシコの伝統的な くす玉のようなもので、紙や陶器でつくられていて、中におかしやおもちゃがつめられています。
今年はセシも はじめて自分のすきなピニャタをかってもらえることになりました。 いろいろな形があって 迷ってしまいます・・・ セシはどんなピニャタを 選んだのかしら?
冨山房 ¥1470 (在庫 あり)
私たち 絵本の会のクリスマス会でも このピニャタは恒例となっています。
毎年のテーマにちなんだものを 手作りしています^^
さて 今年はどんなピニャタになるかしら… ^^♪
by aiueonoki
| 2010-12-16 20:14